- 2003-03-27 (木) 14:57
- 本音のコラム
本音のコラム(4回目)3月27日付
アメリカと日本の関係は、用心棒と馬鹿旦那の関係のように見受けられる。昔、愚連隊の神様と呼ばれた万年東一さん(1985年没)に用心棒稼業についてお話をうかがったことがある。万年さんは故佐藤栄作といった保守系政治家のそればかりでなくヤクザの用心棒もやっていたというその道の大権威であった。
用心棒にとって一番おいしい客は、ありもしない危険を恐れ、保護を求めて金を持ってスリ寄ってくる旦那であるという。用心棒の側としては、時々危機を演出してみせるというのが正しい用心棒の在り方だとも語ってくれた。
アメリカと日本の状況にこれを当てはめてみると、なるほどと思われることがある。戦後58年、日本はアメリカに対して、高い用心棒代を払ってきた。今回のアメリカのイラク侵攻支持も、ここで支持しないと用心棒が機嫌を損ねて北朝鮮に叩かれる時に日本を助けてくれないという恐怖心がその根本にある。それが馬鹿旦那である小泉の支持表明である。
しかし、日米安保条約上、日本が他国からの侵略を受けた場合、アメリカが日本を防衛するのがその義務であるとされている。アメリカの機嫌という項目はどこを見ても見つからない。まして今、北朝鮮を巡る危機の大半がアメリカによる演出とした場合、なにをか言わんやということになりはしないだろうか。
ところで、この万年さんの口癖は「馬鹿は死ななきゃ治りゃしねぇよ」というものであった。
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